男性の育児休業取得の促進について(受付日:2023年1月4日)
ご意見の要旨
去年10月から育児休業制度が変わったのを受け松江市が男性育休を応援する雰囲気づくりに力を入れている事が分かりました。私の旦那は第2子の時に最長の2年間の育休取得をしました。その後に2ヶ月だけ職場復帰をしてまた第3子の育休取得をしました。正直第2子の時の育休取得はそうスムーズではありませんでした。やはり男性育休の壁は高かったです。それでも当時イヤイヤ期の第1子と新生児の第2子の育児に私が産後鬱寸前で限界だった為2人で沢山育休について調べて何とか会社にお願いをして育休を取りました。会社側も男性の育児取得は初めてで給付金の必要書類の対応や育休延長の書類などバタバタだったと思います。第2子と第3子の間に旦那は2ヶ月職場復帰したのですが旦那が育休中の2年間で他の男性も育児休業したと聞きました。それを聞いた時「あっ、旦那新しい風吹かせたやん。勇気出して育休取得した事で他の家族の後押しにもなったなぁ。その奥さんも助かったやろうなぁ、私が助かったみたいに」と思いました。あの時ボロボロの状態で無我夢中で育児制度を調べ旦那に相談して旦那も勇気を出して育休取得した。ただやはり産後鬱寸前のなか、自分で制度について理解する為に調べるのは大変でしたし旦那が勤めている会社も制度の詳細(女性育休と少し違う為)をそんなに分かっていなかったので苦労しました。私自身が労働基準監督署にも電話して確認したりと新生児がいる中で大変で男性の育休の取り方について分かりやすく沢山の企業様の方に伝えていける機会があれば沢山のお母さんが助かるのかなぁと思います。あと男性育休のメリットをもう少し沢山の人に知って頂きたいです。本当にメリットだらけでした。その良さ、具体的なメリットをもっと市長が伝えて欲しいです。デメリットの部分である復帰後の事とかも安心して復帰出来るような取り組みをお願いしたいです。旦那は恵まれた事に、会社に復帰後良い位置に異動して貰えました。保育園の送り迎えも旦那が出来ます。沢山の家庭が安心して男性育休取得が取りやすい様、今一度その点を市長さんにお願いしたいです。
ご意見に対する回答
旦那様が、お勤め先で初めて育児休業を取得した際にご苦労されたお話しを伺い、男性の育児休業取得にかかる市民・事業者の皆様のご理解を、さらに深めていく必要があると感じております。
男性の育児休業取得の促進につきましては、令和3年8月に民間企業・団体等の経営者の皆様とともに「イクボス宣言」をし、皆様が安心していきいきと働き続けられるよう取り組んでおります。
昨年10月には、「島根スサノオマジック」の公式戦においてイベントを開催し、育児参画を促すためのキャッチコピー『みんな主役の育児にイイね!!』の発表や、選手の育児体験を紹介するなど、男性の育児参画や育児休業取得の意識の浸透に努めております。
さらに多くの事業所において、男性の育児休業取得のメリットや復帰のための取組みなどについて理解を深めていただくことが大切と考えており、市内168事業所が加盟する「まつえワーク・ライフ・バランス推進ネットワーク」を介して、セミナーの開催や情報誌「プリエール」の配布などによる情報提供を行っております。
今後も、同ネットワークへの加入の呼びかけを行うとともに、男性の育児休業の普及啓発を担う島根労働局、島根県、商工会議所、商工会など関係機関と連携しながら取り組むことで、松江市総合計画「MATSUE DREAMS 2030」に掲げる「ここに生まれてよかった」「ここで育ててよかった」を市民の皆様に実感していただけるよう、努めてまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民生活相談課
電話:0852-55-5169(市民活動推進係)、0852-55-5677(伺います係)
ファックス:0852-55-5544
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更新日:2023年03月21日