風しん

更新日:2023年12月12日

(2021年04月23日更新)

風しんウイルスに感染した人の咳やくしゃみ、会話などで飛び散る飛沫(しぶき)を介して感染します。

  • 小児:発熱や発しん、首や耳の後ろのリンパ節が腫れて、多くの人は数日で治ります。まれに、高熱がでたり脳炎を起こしたりして入院することがあります。
  • 成人:関節の強い痛み、高熱や発しんが長く続くなど、症状が重くなることがあります。

日本では、2018年から「風しん」の感染拡大が続いています。風しんは感染力が強く、症状が出る前に、他人にうつしてしまう可能性もある病気です。とくに、妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障がいが起こる(先天性風疹症候群)可能性があります。流行を防ぐためには、免疫を持つ人を増やす必要があります。

風しん対策について

定期予防接種を受け(させ)るようにしましょう。

風しん定期予防接種対象者
1期 生後12か月以上24か月未満の方
2期 小学校入学前1年間の方
5期 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性

過去に風しんにかかったかどうかやワクチン接種歴が不明の場合は、松江市の助成制度を確認の上、医療機関等で抗体価検査を受けることを検討してください。ワクチン接種歴は、母子手帳等で確認できます。

  1. 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に対しての助成制度
  2. 妊娠を希望している女性等に対しての助成制度

(補足)上記の助成対象外であっても、抗体価が不十分であった場合には、ワクチンを接種できない妊婦を守るために任意の予防接種(自費)を検討してください。

  • 海外から帰国後、あるいは患者との接触後、2週間から1か月程度(通常2週間から3週間)は、風しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意してください。
  • 風しんの患者との接触状況や現在の症状から風しんの可能性があると思われる場合には、学校や仕事を休み、マスクを着用して医療機関にその旨を連絡してから受診しましょう。

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この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健衛生課
郵便番号:690-0011 松江市東津田町1741番地3  いきいきプラザ島根3階
電話:0852-28-8285
ファックス:0852-28-8118
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