日本脳炎
日本脳炎について
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ヒトから直接ではなくブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。7日から10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。ヒトからヒトへの感染はありません。
流行地は西日本地域が中心ですが、ウイルスは北海道などの一部を除く日本全体に分布しています。
感染者のうち100から1000人に1人が脳炎等を発症します。脳炎のほか髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の死亡率は約20から40%ですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。
日本脳炎ワクチンの副反応
予防接種後健康状況調査の報告では、37.5℃以上の発熱は翌日に最も多く、次いで接種当日です。また、接種した部位の腫れなどの局所反応も接種翌日が比較的高く、次いで接種当日となります。
対象者(日本脳炎1期初回・1期追加)
松江市に住民登録している人で、下記の対象者は無料(公費負担)で受けることができます
- 生後6か月から7歳6か月の前日までのお子さん(標準として3歳から接種)
(注意)日本脳炎2期については、松江市では小学校4年生時にお知らせしています。詳しくは下記のリンクからご確認ください
接種回数とスケジュール(日本脳炎1期初回・1期追加)
1期初回(2回)
- 6日以上(標準:6日から28日)の間隔をおいて2回
1期追加(1回)
- 1期初回終了後6か月以上(標準:おおむね1年)の間隔をおいて1回
予防接種の受け方について
下記のリンクから確認して、接種してください
実施場所
接種可能な医療機関は、下記のファイルからご確認ください
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 健康推進課
郵便番号:690-0045 松江市乃白町32番地2 保健福祉総合センター内
電話:0852-60-8162(保健総務係)
電話:0852-60-8174(保健企画係)
電話:0852-60-8154(地域保健グループ橋北)
電話:0852-60-8156(地域保健グループ橋南)
電話:0852-60-8173(予防接種室)
ファックス:0852-60-8160
お問い合わせフォーム
更新日:2024年04月01日