ポリオ

更新日:2024年04月01日

ポリオ(急性灰白髄炎)

ポリオ(急性灰白髄炎)は脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、日本でも1960年代前半までは流行を繰り返していました。現在は、予防接種の効果で国内の自然感染は報告されていません。

しかし、現在でもインド、パキスタン、アフリカの一部などではポリオの流行があります。これらの地域で日本人がポリオに感染したり、日本にポリオウイルスが入ってくる可能性があります。

平成24年9月1日から、ポリオの定期予防接種がこれまでの経口ポリオワクチン(口から飲む)から不活化ポリオワクチン(皮下注射)に切り替わっています。

ポリオの予防接種は、不活化ポリオワクチン又は、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)ワクチンを接種します。

詳しくは、下記をご覧ください。

不活化ポリオワクチンについて

不活化ポリオワクチンは、ポリオウイルスを不活(=無毒)化し、免疫をつくるのに必要な成分を取り出して病原性を無くしてつくったものです。ウイルスとしての働きはないので、ポリオと同様の症状が出るということはありません。

不活化ポリオワクチンの副反応について

国内臨床試験において、初回接種(3回)後に、疼痛18.9%、紅班77.0%、腫脹54.1%でした。発熱(37.5℃以上)33.8%、傾眠状態35.1%、易刺激性41.9%見られたと報告されています。頻度は不明ですが、ショック、アナフィラキシー様症状、けいれん1.4%にみられました。

(公益財団法人予防接種リサーチセンター2022年度版「予防接種とこどもの健康」一部抜粋)

対象者

松江市に住民登録されている人で、下記の対象者は無料(公費負担)で接種することができます

  • 生後2か月から90か月(7歳6か月)まで

接種回数とスケジュール

1期初回(計3回)

  • それぞれ20日以上の接種間隔をあけて3回接種(標準的な接種間隔:20日から56日)

1期追加(計1回)

  • 1期初回終了後、6か月以上の接種間隔をあけて接種(標準的な接種間隔:12か月以上18か月未満)

予防接種の受け方について

下記のリンクから確認して、接種してください

実施場所

接種可能な医療機関は、下記のファイルでご確認ください

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康推進課
郵便番号:690-0045 松江市乃白町32番地2 保健福祉総合センター内
電話:0852-60-8162(保健総務係)
電話:0852-60-8174(保健企画係)
電話:0852-60-8154(地域保健グループ橋北)
電話:0852-60-8156(地域保健グループ橋南)
電話:0852-60-8173(予防接種室)
ファックス:0852-60-8160
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