離乳食のすすめ方(7~8か月頃)

更新日:2024年04月05日

7~8か月頃の離乳食のすすめ方は、松江市の「離乳食と歯の教室(もぐもぐ教室)」で詳しくお話ししています。管理栄養士による講話や、実際の離乳食作りを見学出来ます。

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7~8か月頃の離乳食資料

目次

  1. 離乳食中期の目標
  2. 7~8か月頃の離乳食の食べさせ方
  3. 食べ物の形状と分量
  4. 離乳食の味付け

1.離乳食中期の目標

離乳食

1日2回離乳食を食べることに慣れていきます。これまでの離乳食に、1回プラスして食べましょう。いきなり量が増えるのが難しい場合は、2回目は1回目の半量程度から練習してみても良いです。

離乳食量

食欲が増し、1食量が少しずつ増えてきている。

口の発達と食材の形状

つぶ状や刻み状の食材が、舌と上あごで"もぐもぐ"と噛みつぶせる。

2.7~8か月頃の離乳食の食べさせ方

イスに座って食べる練習

背中を支えなくても1人で安定して座れるようになったら、赤ちゃん用のイスを用意しましょう。

赤ちゃんの口の動き

舌が上下に動き、舌と上あごで柔らかい食材を"もぐもぐ"と噛みつぶします。慣れると、唾液と混ぜ合わせて食べらるようになります。

食べさせ方

  • 赤ちゃんの正面、もしくは横に座って食べさせます。口の動きを見て、しっかり噛んでいるかを確認します。
  • ごっくんが出来て、口の中の食材がなくなってから、次のひとさじを。

食べる姿勢

  • イスからずり落ちないようにベルトで固定したり、背もたれを入れて安定させ、真っ直ぐ座ります。
  • 足の裏が完全に床や足置きに着くように調整します。調整が難しい場合は、クッションやタオル、段ボールなどをかませて足裏を着けます。

3.食べ物の形状と分量

形状

  • お粥は5~7倍粥で、粒を残します。食べづらければスプーンで軽くつぶして食べる練習から始めましょう。
  • 柔らかい食材は、2~3ミリメートル程度の大きさが食べられるように少しずつステップアップを。
  • 繊維質の野菜類は、葉先の柔らかい部分をしっかり刻んで。

分量

  • 炭水化物:1食分の目安量は、お粥(50~80グラム程度)、食パン(15~20グラム程度)、うどん(30~50グラム程度)です。
  • ビタミン・ミネラル(野菜や果物類):1食分の目安量は、20~30グラム程度です。
  • たんぱく質:1食分の目安量は、豆腐(30~40グラム程度)、肉・魚(10~15グラム程度)、卵(卵黄1個~全卵3分の1個)、乳製品(50~70グラム程度)

4.離乳食の味付け

  • 7か月頃から、調味料の使用をスタートしてみましょう。
  • 塩・味噌・醤油などの塩味系調味料や、酢などの調味料が使用できます。
  • 味付けは、風味づけ程度の薄味に。月齢に合ったベビーフードなどを参考にしても良いでしょう。

この記事に関するお問い合わせ先

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【子育て支援センター、訪問型子育てサポートなど】電話:0852-60-8141(家庭支援係)
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