認知症施策

更新日:2024年06月05日

認知症とは

認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6か月以上継続している)です。

松江市では、認知症の正しい理解と、認知症の症状にあわせ、いつ、どこで、どのようなサービスが受けられるのかといった情報や、認知症を引き起こす主な病気、認知症の人への接し方等を掲載している「認知症ガイドブック」を作成しました。

認知症の人やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていくための情報として、ぜひご活用ください。

認知症に早く気づくために

物忘れ等の症状があっても、「年をとっただけ」と自己判断せず、できるだけ早めに専門家のアドバイスを受けることが大切です。早期に対応することにより、進行を遅らせたり、利用できる制度やサービスについて準備することができます。

気になる点については、かかりつけや専門の医師、看護師、地域包括支援センターへ相談しましょう。

認知症の相談窓口

認知症は早めに発見し、治療やケアを行うことで、症状を軽減したり、進行を遅らせることができます。

認知症の症状などが心配な時は、一人で悩まず、かかりつけや専門の医師、看護師、地域包括支援センターに相談しましょう。

松江市地域包括支援センター

松江市内に6か所の地域包括支援センターと2か所のサテライトがあります。

保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどの専門職が配置され、高齢者とその家族の方のさまざまな相談を受け付けています。

しまね認知症コールセンター

認知症介護の経験者や専門スタッフが、認知症介護の悩みなどについて電話相談をしています。

  • 電話:0853‐22-4105(にいにいのよいかいご)
  • 電話相談:月曜から金曜、午前10時から午後4時(土曜、日曜、祝日、お盆及び年末年始は除く)

上記の時間帯を除く時には携帯電話が転送で相談を受けます。

若年性認知症相談窓口

65歳未満で発症する認知症を若年性認知症と言います。

松江市では、松江市役所介護保険課や地域包括支援センターにて相談、支援を行っています。

また、平成30年4月に島根県若年性認知症相談窓口が開設されました。こちらでは、若年性認知症支援コーディネーターが相談、支援しますので、ご利用ください。

若年性認知症の相談に対応するため、厚生労働省が「若年性認知症コールセンター」を、認知症介護研究研修大府センターに開設しています。

コールセンターのホームページでは、若年性認知症に関わる様々な情報が掲載されています。

  • 電話:0800-100-2707(通話、相談は無料です)
  • 受付時間:月曜から土曜、午前10時から午後3時(年末年始、祝日を除く)

認知症の人と家族の会

認知症になったとしても、介護する側になったとしても、人としての尊厳が守られ、日々の暮らしが案穏に続けられるよう、ともに励ましあい、助け合って、人として実りある人生を送るととに、認知症になっても安心して暮らせる社会の実現を目指し、様々な活動をしています。

介護をしている人の思いや体験談など語りあい、交流する場として、定期的に開催している「家族のつどい」は、認知症の人を介護している人や認知症に関心がある人など、誰でも参加することができます。

認知症カフェ

物忘れが進んだり、理解力が低下したりすると、集団の場に出かけることに消極的になる人が多くなります。

しかし、認知症を悪化させないためには、「楽しい」「心地よい」という気持ちになれる場や人との交流が必要です。

認知症の人や家族、認知症を理解し適切に対応する人が寄り添いながら、同じ時間を過ごし、「楽しい、心地よい」と思える場として「認知症カフェ」があります。

認知症になっても自分の思いをきちんと語れる場、生活や介護の悩みを相談できる場、いろいろな情報を交換する場として、「認知症カフェ」へお出かけください。

チームオレンジ

チームオレンジとは、認知症になっても今ある暮らしを続けるためにお互いが支え合い繋がることのできる地域活動です。

例えば、認知症の方が参加できる場づくり、趣味やサークル活動、地域での声掛けなどを行い、本人や家族がいきいきと、自分らしい生活をなじみの地域で続けることができるようにサポートします。

・のあカフェ(PDFファイル:1.2MB)

・すまいる健康くらぶ(PDFファイル:180.7KB)

認知症サポーター養成講座

認知症サポーター養成講座は、認知症について正しい知識や認知症の人への接し方について学ぶことができます。

認知症サポーターとは

認知症サポーター養成講座を受講した人は、「認知症サポーター」となり「認知症の人を支援します」という意思を示す目印の「認知症サポーターカード」が渡されます。

認知症サポーターとして「なにか」特別なことをするのではなく、偏見を持たず、認知症やその家族に対して温かい目で見守る「応援者」として、自分のできる範囲で活動します。

認知症サポーター養成講座を受講された人で、認知症の事業等に協力したい、活動したいとお考えの人はご連絡ください。

認知症サポーター養成講座を開くには

認知症サポーター養成講座は、少人数から開催をすることができます。

あなたの地域や職場、学校などで、認知症サポーター養成講座を開催してみませんか。

講座を開催される際には、申込書に必要事項をご記入の上、お申込みください。講師役である「キャラバンメイト」をご紹介します。

問い合わせ・申し込み先

介護保険課介護予防係(電話0852-55-5568、ファックス0852-55-6186)

全国キャラバン・メイト連絡協議会

認知症サポーターの養成を推進する全国的な組織です。

認知症サポーターについて、全国の取組状況や養成講座の紹介がされています。

認知症関連のホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 介護保険課
電話:0852-55-5935(総務係)
電話:0852-55-5568(介護予防係)
電話:0852-55-5933(給付係)
電話:0852-55-5689(事業所管理係)
電話:0852-55-5936(認定係)
電話:0852-55-5930(保険料係)
ファックス:0852-55-6186
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