子宮頸がん予防接種(HPV)

更新日:2023年04月01日

子宮頸がん(HPV)

日本では年間約11,000人が子宮頸がんになり、年間約2,900人亡くなっています。患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、年間約1,000人います。日本では、40歳までの女性のがんによる死因第2位は、子宮頸がんによるものです。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンについては、これまで2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)の2種類でしたが、令和5年4月から9価(シルガード9)が追加されました。国によると9価ワクチンは、子宮頸がんの原因の約80.1%~90.7%を防ぐことができます。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンは、早い年齢で接種するほど子宮頸がんの予防効果が高いとされていますので、希望される方は早めに接種しましょう。毎年4月頃、新たに対象となる人(中学1年生相当)には予診票をお送りしています。そして、20歳以上になったら子宮頸がん検診も受けましょう。子宮頸がんはワクチンで予防、がん検診で早期発見・早期治療することが大切です。

積極的勧奨の差し控えについて

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンは、平成25年4月1日から定期の予防接種となりましたが、平成25年6月14日付けで厚生労働省より、子宮頸がん予防(HPV)ワクチン接種の積極的勧奨を差し控えることとされました。その後、ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、令和4年4月より積極的勧奨を再開することとなりました。

積極的勧奨を差し控えていた間に接種の機会を逃してしまった方々を対象に、令和4年度から3年間無料で接種できるキャッチアップ接種を実施しています。

接種を希望される人は、次のリーフレットをご覧いただき、子宮頸がん予防ワクチン(HPV)の有効性と安全性等について十分に理解したうえで、接種してください。

子宮頸がんワクチンの副反応について

国内の添付文書に記載されている副反応としては、注射部位の疼痛(83~99%)、発赤(30~88%)、及び腫脹(25~79%)などの局所反応と、軽度の発熱(5~6%)、倦怠感などの全身反応がありますが、その多くは一過性で回復します。

まれに、重い副反応(呼吸困難、じんましんなどアレルギー症状、手足の力が入りにくいなど)も報告されています。このような症状があったり、疑われた場合は、すぐに接種した医師にご相談ください。

定期の子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種により健康被害が発生した場合は、健康被害救済制度が適応される場合があります。

(公益財団法人予防接種リサーチセンター2022年度版「予防接種とこどもの健康」から一部抜粋)

対象者

松江市に住民登録している人で、下記の対象者は無料(公費負担)で受けることができます

【通常の対象者】

小学6年生から高校1年生の年齢相当の女子(松江市では中学1年生を標準対象年齢としています)

【キャッチアップ(接種の機会を逃してしまった人のための接種)対象者】

平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女子(接種期間は令和7年3月31日までです)

※(松江市に住民登録されている)中学1年生には4月に予診票をお送りします

下記の対象者へは、令和4年4月に予診票をすでに送っています(令和4年4月以降転入者は除く)。紛失した場合は再発行手続きをしてください。

  • 平成19年4月2日から平成22年4月1日生まれの女子
  • 平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女子

予診票を紛失したら

下記のリンク先を確認の上、申請してください

接種回数とスケジュール

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンは2価、4価、9価ワクチンの3種類あり、種類や年齢によって接種回数・間隔が異なりますので、かかりつけ医にご相談ください

接種を終了するためには少なくとも5か月かかり、いずれも1年以内に接種を終えることが望ましいため、計画的に接種しましょう。

【2価ワクチン(サーバリックス)】計3回

  • 2回目:1回目から1か月以上接種間隔をあける(標準的な接種間隔も同様)
  • 3回目:1回目から5か月以上かつ2回目から2カ月半以上接種間隔をあける(標準的な接種期間:1回目から6か月以上接種間隔をあけて1回)

【4価ワクチン(ガーダシル)】計3回

  • 2回目:1回目から1か月以上接種間隔をあける(標準的な接種間隔:1回目から2か月以上接種間隔をあける)
  • 3回目:2回目から3か月以上接種間隔をあける(標準的な接種間隔:1回目から6か月以上接種間隔をあける)

【9価ワクチン(シルガード)】

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合(計2回もしくは計3回)

〈2回接種の場合〉

  • 2回目:1回目から少なくても5か月以上接種間隔をあける(※接種間隔が5か月未満の場合は3回目の接種が必要になります)

〈3回接種の場合〉

  • 2回目:1回目から1か月以上接種間隔をあける(標準的な接種間隔:1回目から2か月以上接種間隔をあける)
  • 3回目:2回目から3か月以上接種間隔をあける(標準的な接種間隔:1回目から6か月以上接種間隔をあける)

1回目の接種を15歳以上で受ける場合(計3回)

  • 2回目:1回目から1か月以上接種間隔をあける(標準的な接種間隔:1回目から2か月以上接種間隔をあける)
  • 3回目:2回目から3か月以上接種間隔をあける(標準的な接種間隔:1回目から6か月以上接種間隔をあける)

定期接種が未完了で、残りの接種を9価HPVワクチンで接種しようか考えている人について

同じ種類のHPVワクチンで接種を完了とすることが原則とされていますが、医師から適切な情報提供を受け、医師と被接種者等がよく相談した上で、9価HPVワクチンを選択しても差し支えないとされています

予防接種の受け方について

下記のリンクから確認して、接種してください

実施場所

接種可能医療機関は、下記のファイルでご確認ください

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康推進課
郵便番号:690-0045 松江市乃白町32番地2 保健福祉総合センター内
電話:0852-60-8162(保健総務係)
電話:0852-60-8173(予防接種係)
電話:0852-60-8174(保健企画係)
電話:0852-60-8154(地域保健グループ橋北)
電話:0852-60-8156(地域保健グループ橋南)
ファックス:0852-60-8160
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