脱炭素先行地域
本ページは以下の内容が掲載されています。
- 脱炭素先行地域に選定:令和5(2023)年4月28日
- 第5回脱炭素先行地域選定証授与式・第2部地域脱炭素フォーラムの参加:令和7(2025)年1月15日
- 地球環境行動会議 GEA国際会議2024への参加:令和6(2024)年10月23日
- 第2回松江市脱炭素先行地域推進協議会を開催:令和6(2024)年8月6日
- ジャパンブルーエコノミー技術研究組合桑江理事長との面会:令和6(2024)年5月16日
- 資源循環~島根県初の太陽光パネルのリサイクル施設の竣工~:令和6(2024)年2月15日
- 松江市内で創出されたJブルークレジット®の活用:令和5(2023)年12月
- 小型船舶向け電動推進機プロトタイプの実証実験を開始:令和5(2023)年8月
- 松江市脱炭素先行地域推進協議会を設立:令和5(2023)年7月25日
- 市報松江令和5(2023)年7月号に掲載:令和5(2023)年7月1日
脱炭素先行地域に選定

2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)に向けて、温室効果ガスの排出量削減を先行的に実現する地域として、環境省から第3回脱炭素先行地域に選定されました。
選定日 :令和5(2023)年4月28日(金曜日)
選定省庁:環境省
脱炭素先行地域テーマ:「国際文化観光都市松江」の脱炭素化による魅力的なまちづくり~カーボンニュートラル観光~
歴史的な景観の保存とカーボンニュートラルの両立に向けて「持続可能な観光」の実現を図り、住んでよし・訪れてよしの「国際文化観光都市松江」を目指します。今回の選定によって、環境省などの国からの支援面ならびにノウハウ面で支援を受けられる予定です。

脱炭素先行地域選定証
選定内容については、環境省ホームページ「脱炭素地域づくり支援サイト」の「脱炭素先行地域選定結果(第3回)一覧・計画提案書」で公表しています。
第5回脱炭素先行地域選定証授与式・第2部地域脱炭素フォーラムへの参加
環境省主催の第5回脱炭素先行地域選定証授与式が、令和7年1月15日(水曜日)に開催され、併せて第2部として「地域脱炭素フォーラム~脱炭素ドミノ拡大に向けた地域のステークホルダーとの更なる連携~が開催されました。
フォーラムでは、脱炭素先行地域に選定された自治体及び連携事業者から、これまでの地域脱炭素の取組やその取組を進める上で相互に連携している事例等を紹介するとともに、脱炭素の取組と地域課題解決の相乗効果について、これから地域脱炭素に取り組む自治体や先行地域既選定自治体に今後の取組を検討する上で参考にしてもらい、脱炭素ドミノをさらに広げていくことを目的として開催されました。
本市が、令和5年4月に第3回の脱炭素先行地域に選定されて以降行ってきた、堀川遊覧船の電動化やカーボンゼロ旅行商品造成などの市民や様々な企業と連携して行った取り組みについて、上定松江市長が発表を行いました。
【フォーラムの概要】
主催:環境省
開催日:令和7年1月15日(水曜日)
【優良事例紹介】
- 松江市:温泉街等の観光エリアの脱炭素化について、観光協会や温泉協同組合、旅行会社など様々な事業者と調整し、主体的に事業を展開。
- 大潟村(秋田県)、株式会社秋田銀行:事業の立上げ段階から密に連携することで事業採算性を確保し、令和6年7月にもみ殻バイオマス地域熱供給施設を竣工。
- 陸前高田市(岩手県)、陸前高田しみんエネルギー株式会社:取組の柱である営農型太陽光発電事業と電気保安人材育成、及びエネルギー会社の地域貢献事業等様々な連携事業を実施。
- 匝瑳市 (千葉県)、匝瑳みらい株式会社:営農型太陽光発電事業を積極的に導入し、実績を生かして今後更なる展開(水田への導入、他自治体への横展開等)を図る。
【事業紹介】
株式会社脱炭素化支援機構(JICN)の事業紹介
【パネルディスカッション】
テーマ:脱炭素ドミノ拡大に向けた地域のステークホルダーとの更なる連携について
内容:自治体と連携することのメリットや成功事例、自治体へ期待することについて
脱炭素分野における金融機関から見た出融資に関する課題や金融機関の果たすべき役割について等
【登壇者】
〈脱炭素先行地域評価委員〉
- 竹ケ原 啓介座長(ファシリテーター)
- 藤野 純一座長代理
- 吉高 まり委員
〈金融機関及び事業者〉
- ヤマト運輸株式会社
- 鈴与商事株式会社
- 株式会社滋賀銀行
- 川崎信用金庫




松江市地域脱炭素フォーラム事例紹介資料 (PDFファイル: 5.9MB)
脱炭素先行地域選定証授与式(第5回) - お知らせ - 脱炭素地域づくり支援サイト 環境省
地球環境行動会議 GEA国際会議2024への参加
地球環境行動会議(GEA)主催の「GEA国際会議2024」が令和6年10月23日(水曜日)、24日(木曜日)の2日間開催されました。
本市は、1日目の「脱炭素社会に向けた戦略的取組」をテーマにしたセッションに参加し、山陰地域における脱炭素社会実現に向けた取り組みについて発表された山陰合同銀行山崎頭取に続いて上定松江市長が発表を行いました。
本市がめざす、市民、企業との連携による脱炭素化の取組について発表を行い、「国際文化観光都市・松江」の脱炭素化による魅力的なまちづくりについて、国内外の関係者に発信しました。
【会議の概要】
主催 環境行動会議(GEA Global Environmental Action)
共催 外務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省
開催日 令和6年10月23日(水曜日)、24日(木曜日)
次第(1日目の一部プログラムのみ記載)
会長挨拶:山口 俊一GEA会長、衆議院議員
おことば:天皇陛下
来賓挨拶:内閣総理大臣
基調講演:ジム・スキー 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長
セッション1 : 脱炭素社会に向けた戦略的取
セッション議長 高村 ゆかり 東京大学未来ビジョン研究センター教授
プレゼンテーション 山崎 徹 山陰合同銀行 取締役頭取
上定 昭仁 松江市長
三宅 香 三井住友信託銀行
ESGソリューション企画推進部フェロー役員
加藤 敬太 積水化学工業株式会社 代表取締役社長
松永 恒雄 国立研究所地球システム領域(衛星観測
センター)センター長




松江市プレゼンテーション資料 (PDFファイル: 5.0MB)
GEA国際会議2024議長総括資料 (PDFファイル: 4.0MB)
GEA国際会議2024別紙資料 (PDFファイル: 899.0KB)
第2回松江市脱炭素先行地域推進協議会の開催
脱炭素先行地域でのゼロカーボンの実現に向け、松江市と12の共同提案者において、松江市脱炭素先行地域推進協議会を令和5年度に設立し、令和6(2024)年8月6日(火曜日)に、第2回松江市脱炭素先行地域推進協議会を開催しました。
協議会では、令和5年度事業の進捗報告及び課題の共有、令和5年度に実施した取り組みの報告、令和6年度事業計画の報告を行い、ゼロカーボンの実現に向けて引き続き推進していくことを確認しました。


ジャパンブルーエコノミー技術研究組合桑江理事長との面会
令和6年(2024)年5月16日、上定市長は、松江市役所でJブルークレジットの認証機関であるジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)の桑江理事長と面会しました。
クレジットの取得に向けて、「水の都 松江」を生かしたユニークな取組み・ブルーイノベーションプロジェクトついて、意見交換を行いました。
今後とも、多様な企業・団体との連携・協働により、カーボンニュートラルの実現を目指します。

桑江理事長と上定市長

意見交換の様子
資源循環~島根県初の太陽光パネルのリサイクル施設の竣工~
脱炭素先行地域の共同提案者であるアースサポート株式会社は、令和6(2024)年2月15日(木曜日)に、島根県で初めてとなる太陽光パネルのリサイクル施設の竣工式を行いました。
2035~2037年をピークに廃棄量の増加が予測されている太陽光パネルの廃棄問題について、使用済み太陽光パネルのリサイクル・リユースの取組みが進むことで、脱炭素社会・持続可能な地域社会を実現に繋がります。今後も共同提案者と連携し、進めていきます。
<施設概要>
- 廃棄された太陽光パネルの部品を、リユース(有効活用)やリサイクル(再利用)し、資源の有効活用をする(リユース品は、中国電力グループにてリユースパネル発電に利用予定)
- 所在地:島根県松江市八幡町882番(アースサポート本社工場)

太陽光パネルのリサイクル施設竣工式のテープカット

リサイクル施設内の見学の様子
松江市内で創出されたJブルークレジット®の活用

記者会見の様子
松江市内で創出されたJブルークレジット®が、松江市内のイベント・旅行商品に活用されることになり、令和5(2023)年12月13日に市長と関連企業の皆様と一緒に記者会見を開催いたしました。
イベント
- Bリーグ島根スサノオマジックのホーム戦「カーボンオフセットスペシャルゲーム」
旅行商品
- 「JRで行く環境にやさしい旅 Carbon-Zero 島根県―松江・玉造温泉」
Jブルークレジット®とは【ジャパンブルーエコノミー技術研究組合】
松江市内で創出されたJブルークレジット®【中国電力株式会社「島根原子力発電所3号機の人工リーフ併用防波護岸による藻場造成を活用したJブルークレジットの認証について」】
カーボンオフセットスペシャルゲーム
Bリーグ所属のプロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」が、松江市総合体育館で、令和5(2023)年12月30日に開催されるホーム戦において、30日松江市総合体育館で排出される二酸化炭素(CO2)を Jブルークレジットで埋め合わせをする「カーボンオフセットスペシャルゲーム」を実施。
また、30日と31日の2日間に「サステナビリティを楽しく学ぼう!」をテーマに、会場内でイベントを開催。プラモデル「ガンプラ」の枠の部分を回収や古着の回収、地元松江の海産物を使ったランチの提供などによる、サスティナブルな活動を行う。
【関連企業】
株式会社バンダイナムコホールディングス
株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック
バンダイナムコ「Bリーグ初のブルーカーボンによるカーボンニュートラルマッチを開催!」
JRで行く環境にやさしい旅 Carbon-Zero 島根県―松江・玉造温泉

旅行商品「JRで行く環境にやさしい旅 Carbon-Zero 島根県―松江・玉造温泉」の申込はこちらから。(日本旅行の検索ページが開きます) https://www.nta.co.jp/nta_jr/?ITEM_CD=3630691700&Direction=08&Pref=32&Departure=56
日本旅行「デジタルパンフレット(JRで行く環境にやさしい旅 Carbon-Zero 島根県―松江・玉造温泉)」
脱炭素先行地域の取り組みの一環として、日本初のJブルークレジット®付個人型旅行商品「JRで行くCarbon-Zero環境にやさしい旅島根県松江・玉造温泉」の商品化が実現しました。松江市脱炭素先行地域推進協議会のカーボンニュートラル観光タスクフォース(松江市、一般社団法人松江観光協会、中国電力株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、株式会社日本旅行)と、松江市と海洋ごみ削減の取り組みを連携している一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねに支援いただき、2023年12月15日(金曜日)から、株式会社日本旅行から発売されます。
【関連企業】
- 松江市脱炭素先行地域推進協議会(松江市、中国電力株式会社、株式会社日本旅行、西日本旅客鉄道株式会社、一般社団法人松江観光協会)
- 一般社団法人海と日本プロジェクトinしまね

パンフレット表紙

パンフレット1~2ページ

パンフレット3ページ
日本旅行ニュースリリース2023年12月13日「日本初のJブルークレジット付個人型旅行商品を発売」
海と日本プロジェクトinしまね レポート 「JRで行く環境にやさしい旅 Carbon-Zero 島根県―松江・玉造温泉」を発売
カーボンニュートラル観光に向けて、小型船舶向け電動推進機プロトタイプの実証実験を開始

脱炭素先行地域の取組「カーボンニュートラル観光」の実現に向けた堀川遊覧船の電動化について、令和5(2023)年8月に、公益財団法人松江市観光振興公社・本田技研工業株式会社が連携し、松江堀川において「Honda小型電動推進機」を用いた実証事業を開始しました。
8月下旬~9月上旬に、「Honda小型電動推進機」を搭載した遊覧船の関係者試乗会が行われ、脱炭素先行地域推進協議会も参加しました。

Honda小型電動推進機

乗船した様子
堀川遊覧船に「Honda小型電動推進機」を搭載することで、温室効果ガスの排出量の削減ができるだけでなく、堀川遊覧船の魅力がさらに高まり、松江市の脱炭素の取組の象徴的なものになると考えています。
【HONDA】小型船舶向け電動推進機プロトタイプの実証実験を8月より島根県松江市にて開始
【HONDA】環境ドキュメンタリーHONDA FACE __ぐるっと松江堀川めぐり
松江市脱炭素先行地域推進協議会を設立
脱炭素先行地域でのゼロカーボンの実現に向け、松江市と12の共同提案者において、松江市脱炭素先行地域推進協議会を設立し、令和5(2023)年7月25日(火曜日)に、設立総会及び第1回推進協議会を開催しました。
脱炭素先行地域の取り組みを通じて「世界から選ばれる」「世界中から人が集まる」「世界に誇れる」松江市を実現し、持続可能な社会を創造していきます。

松江市脱炭素先行地域推進協議会設立趣意書 (PDFファイル: 496.8KB)
松江市脱炭素先行地域推進協議会規約 (PDFファイル: 56.4KB)
松江市脱炭素先行地域推進協議会について (PDFファイル: 814.8KB)
第1回松江市脱炭素先行地域推進協議会資料. (PDFファイル: 849.8KB)
市報松江令和5(2023)年7月号に掲載

市報松江令和5(2023)年7月号(Vol.220)の特集「SDGs・脱炭素の先進都市へ向けて」に、脱炭素先行地域の選定について掲載しています。ぜひご覧ください。
【掲載ページ】
02~05 SDGs・脱炭素の先進都市へ向けて
07 松江市長上定昭仁の「上を向いていこう」
SDGsに関することは下記のリンク「松江市のSDGsの取り組み(SDGs推進課)」をご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
環境エネルギー部 環境エネルギー課
郵便番号:690-0826 松江市学園南1丁目20番43号
電話:0852-55-5278(環境政策係)、0852-55-5271(環境保全係)
ファックス:0852-55-5497
お問い合わせフォーム
更新日:2025年03月19日