令和5年度全国学力・学習状況調査及び県学力調査結果公表について

更新日:2024年03月28日

目次

  1. 松江市教育委員会の基本的な考え方
  2. 調査対象の児童生徒数
  3. 保護者・地域の皆さまへ
  4. 公表にあたって留意した事項
  5. 松江市全体の現状と対策(概要)
  6. 学校別の調査結果(分析シート)
  7. 調査問題

1.松江市教育委員会の基本的な考え方

全国学力・学習状況調査(以下「全国学力調査」と言う)については、平成19年度から文部科学省において実施されてきました(平成23年度は東日本大震災のため、令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響のためそれぞれ中止)が、松江市教育委員会では、かねてからこの調査における松江市全体の結果を市民の皆さまへ公表してきました。そのような中、従来「市町村教育委員会は、域内の学校の状況について、個々の学校名を明らかにした公表は行わないこと」としていた文部科学省の方針が、平成26年度から全国学力調査の学校別結果を「教育上の影響等を踏まえ、必要性について慎重に判断した上で」、それぞれの市町村教育委員会で公表できることになりました。

これを踏まえ、平成26年度に開催した教育委員会会議で審議を行った結果、5名の教育委員の総意によって、全国学力調査における松江市全体の調査結果に加えて各学校の調査結果も公表することとし、島根県学力調査(以下「県学力調査」と言う)についても同様に公表しました(実受検者が10名以下の学校を除く)。そして、令和5年度においても、同様に公表することとしました。

(注意)小規模の学校においては、1人当たりの学力調査における正答数と意識調査における肯定的回答数によって学年全体に与える影響が大きくなることをご承知おきください。

2.調査対象の児童生徒数

全国学力・学習状況調査(令和5年4月18日実施児童生徒総数)

  • 小学校6年生 1,636人
  • 中学校3年生 1,466人

島根県学力調査(令和5年12月5日実施児童生徒総数)

  • 小学校5年生 1,563人
  • 小学校6年生 1,591人
  • 中学校1年生 1,452人
  • 中学校2年生 1,516人

3.保護者・地域の皆さまへ

皆さまには、この度の公表内容に加え各学校から提供される情報(学校だよりやホームページ等)をご覧いただきますとともに、家庭学習と生活習慣の確立やキャリア教育、メディア接触や地域とのつながりの望ましい在り方等について家庭が果たすべき役割もご理解いただきたいと思います。

子どもたちの健全な成長のために、教育委員会や学校としても今後とも一層努力してまいりますが、保護者の皆さまやご家庭の協力も不可欠であると考えています。今後とも互いに連携した取組を進めていきたいと思いますので、ご理解とご支援をいただきますよう、お願いいたします。

(注意)併せて、次の点についてもご理解ください。

  • ア.今回の公表は、学校の序列化やランク付けを意図したものではありません。ご覧になる皆さまも趣旨をご理解いただき、公表内容の取扱いについては適切なご判断をお願いします。
  • イ.公表する調査結果は学力の一部を表したものであり、学校教育の成果の全てではありません。また、各学校の受検者数が大きく異なる現状があること等もご理解願います。
  • ウ.平成27年度からは、教科の学力だけでなく体力の状況についても公表することとしました。

なお、今回公表します調査結果は、第一義的にはこれまでの松江市の学校教育における松江市教育委員会の取組の結果であると受け止め、今後の対策や施策を講じる礎にしなければならないと考えています。ご意見やご要望等がありましたら、積極的にお寄せください。

4.公表にあたって留意した事項

  • ア.個人が特定される恐れのある、実受検者数が10名以下の学校については非公表としています。但し、当該学校からの希望があれば公表します。
  • イ.公表の影響等については、教育委員会において検証等を行います。なお、検証等の具体的な方法は随時検討することとしています。
  • ウ.平成29年度より、国が全国学力調査の都道府県別の平均正答率についてすべての公表・提供資料を整数値に変更したため、全国学力調査については松江市及び島根県の平均正答率も整数値で公表します。(全国の平均正答率、領域別正答率は小数値で公表・提供されています。)

5.松江市全体の現状と対策(概要)

(注意)ここにおける「小学校」「中学校」には、いずれも「義務教育学校」を含むものとします。

全国学力・学習状況調査

島根県学力調査

今後の対策

  • 全国学力調査及び島根県学力調査の趣旨を再確認し、調査の活用方法を各校に積極的に周知する。
  • 各校が主体的に授業改善に取り組むことができるように分析(公表)シートの様式等を見直す。
  • 指導主事による訪問指導の場を活用して、学力調査の結果をもとにした授業づくりのポイントについての研修を行い、各校の取組を支援する。
  • 市が主催する研修を活用して、個々の教師の学力向上に係るスキルの向上を図っていく。(注意)フォローアップ研修(教諭2・3年目)、授業力向上研修、学力向上担当者を対象にした研修等
  • タブレットドリルに搭載された全国学力調査及び標準学力調査のフォローアップ機能や、国や自治体などの公的機関等が作成した問題を搭載しているMEXCBTの活用について、ICTだより等を通じて積極的に周知する。
  • コミュニティスクール制度や学園教育推進会議を活用し、学校・家庭・地域が一体となって計画的に教育活動が実践できるような体制を整える。

6.学校別の調査結果(分析シート)

(注意)松江市が進めている小中一貫教育の校区ごとに、学校別のシートを公開しています。「学園名」は中学校区を総称する「愛称名」として使用しています。非公開の学校についてはPDFの表示はついていません。

千鳥の杜学園

嵩の杜学園

まつえ天神川学園

津田古志原夢きぼう学園

まつえ湖南学園

湖東かんなび学園

本庄水辺の学園

湖北白鳥学園

鹿島ふれあい学園

しまね潮風学園

海と朝日の美保関学園

やくも意宇学園

義務教育学校玉湯学園

宍道みずうみ学園

義務教育学校八束学園

ほっとハート東出雲学園

7.調査問題

全国学力・学習状況調査

  •  国立教育政策研究所のホームページに、「調査問題」「正答例」「解説資料」等が掲載されています。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 学校教育課
電話:0852-55-5417(学び推進係)
電話:0852-55-5428(保健体育係)
電話:0852-55-5416(学事係)
電話:0852-55-5078(ICT教育推進係)
電話:0852-55-5551(ICT教育整備係)
ファックス:0852-55-5251
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