公園にある遊具の更新工事を担当した際、新しい遊具でこどもたちが楽しそうに遊んでいる姿や親子の笑顔を直接肌で感じた時、嬉しい気持ちになりました。また、猛暑で公園に初めてミストシャワーを設置した際には、利用者の方々から「これからもぜひ続けてほしい」と温かい言葉をかけていただくなど、市民の皆さんに喜んでいただけたと実感した時に、自分の仕事にやりがいを感じます。
土木技術員と聞くと、狭い枠の中で働くことをイメージする方も多くおられるかもしれませんが、実際は道路をはじめ公園、河川、農林、都市計画、港湾など、関わる業務は多岐にわたります。また、国や県より市民の方と直接的に接する機会も多く、意見をダイレクトに聞くことができるので、市民の方が一番やってほしいことを実現できます。
土木技術員の仕事は、「ものづくり」の計画から設計、発注、施工管理まで全ての段階に携わることができ、かつ完成したものを形として後世に残せることが魅力だと思います。幅広い業務を経験できるのは市役所ならではです。そして、形になったものを市民の方々が生活の一部として利用されている姿を見ると、仕事の達成感ややりがいを感じ、より一層、技術者として責任を持って業務に取り組もうという熱い思いになります。